SpaceXは、シップ36の事故後、残された2機のブロック2シップ、シップ37とシップ38の飛行準備を進めています。今回、シップ37は8月中旬予定の10回目の飛行に向け、静止点火試験のためパッド1(A)にロールアウトされました。
事故によりマッシーズが使用不能なため、急遽発射台で静止点火を行うことになり、シップ輸送スタンドを改造し、推進剤供給のために新たなパイプを設置するなど、間に合わせの対策が施されました。7月30日と31日に静止点火試験が予定されており、成功すればシップ37は最終作業のためメガベイ2に戻り、8月中旬の打ち上げを目指します。シップ38の静止点火は、シップ37の結果次第で同様の改造が必要となる可能性があります。
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