欧州宇宙機関(ESA)のExoMarsミッション再開に向け、フランスのLoiretech社がArianeGroup社にヒートシールドのモックアップを納入しました。ArianeGroupは、タレス・アレーニア・スペース主導のコンソーシアムの一員として、ローバーを火星大気圏突入時の熱から保護するエアロシェルの開発を担当。このモックアップは、熱保護タイルの初期資格試験に使用され、適合性検証や組み立て試験に役立てられます。ただし、Loiretech社は飛行モデルの製造は担当しません。ExoMarsミッションは2028年に打ち上げ予定で、ローバーは地中深くのサンプルを採取し、有機物の痕跡を探します。
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