ISS建設に関わった元宇宙飛行士パム・メルロイは、NASAが商業宇宙ステーション計画を変更したことに警鐘を鳴らしています。
変更点として、長期滞在の必須条件の撤廃、30日間の短期滞在を想定した搭乗員数などが挙げられ、これらは火星探査計画に不可欠な微小重力環境下での長期滞在データ収集を妨げると指摘。
また、短期滞在型ステーションでは乗員交代頻度が増加し、輸送コストが大幅に増大する上、科学研究の効率も低下すると批判しています。
中国が独自の宇宙ステーションを建設し、国際協力を進める中、アメリカが宇宙での継続的なプレゼンスを放棄することは、国家の経済的・地政学的な地位を損なうと主張しています。
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