SpaceXは、Falcon Heavyの中心コアブースター(B1091)を単体のFalcon 9として再利用する初の試みに成功しました。KF-02ミッションでは、AmazonのKuiper衛星24機を打ち上げ、ブースターは大西洋上のドローン船に着陸。
B1091は元々Falcon Heavyの中央コアとして製造され、通常のFalcon 9よりも強度が高く、重量も増加。SpaceXは、遅延しているFalcon Heavyのペイロードを待つ間、ブースターを活用し、飛行実績を積むことでリスクを軽減する狙いです。
この取り組みは、ハードウェアの有効活用によるコスト削減と、再利用ロケットの多様性を示すもので、今後のブースター運用に新たな可能性を開くものです。
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