NASAの探査機プシケは、2029年の小惑星プシケ到着に向けて、地球から2億9000万km離れた地点から地球と月の画像を撮影し、搭載されたカメラの調整に成功しました。この画像は、機器の定期チェックの一環で取得され、画像のスペクトル分析を通じて機器の性能評価を行っています。
今後も土星やベスタなど様々な天体を観測し、データの比較を行うことで、探査機が小惑星プシケ到着時に期待通りの性能を発揮できるよう準備を進めます。また、カメラだけでなく、磁力計やガンマ線・中性子スペクトロメーターのテストも行われ、探査機は2026年5月の火星フライバイに向けて順調に航行しています。
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