アメリカ国防総省の再利用型宇宙機X-37B OTV-8が、SpaceXのファルコン9ロケットで打ち上げられます。今回のミッションでは、高帯域幅の衛星間レーザー通信や、GPSに依存しない量子慣性センサーによる高度な航法など、軍事利用を想定した技術の実証実験が行われます。過去のミッションでは宇宙領域認識や太陽光発電技術のテストも実施。X-37Bは過去7回の飛行で合計4208日間宇宙に滞在し、機密扱いの国家安全保障衛星技術の長期テストに貢献しています。打ち上げに使用されるファルコン9ブースターB1092-6は、発射場帰還(RTLS)を実施します。
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