イタリア宇宙機関(ASI)はSpaceXと、Starshipロケットによる無人火星探査ミッションの合意書を締結しました。ASIは、植物成長実験や放射線センサーなどのペイロードを搭載し、惑星間航行中や火星表面でのデータ収集を目指します。SpaceXのショットウェルCOOもミッションに意欲的です。
SpaceXはStarshipでの惑星間ペイロード打ち上げ実績はありませんが、開発は進行中で、マスクCEOは来年末に最初の火星ミッションを予定しています。ASIはESAのExoMarsミッションにも貢献しており、今回の合意はESAを迂回するものですが、宇宙探査におけるイタリアの積極的な姿勢を示しています。
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