インド宇宙研究機関(ISRO)は、NASAとの共同ミッションであるNISAR衛星をGSLV Mk. IIロケットで打ち上げました。これは、2025年におけるISROにとって3回目の軌道飛行となります。
NISARは、NASAとISROが共同で開発した合成開口レーダー(SAR)を搭載し、地球表面を観測します。NASAはLバンドSAR機器などを、ISROはSバンドSAR機器などを提供し、両機関が協力してミッションを進めます。
NISARは、LバンドとSバンドのSARを搭載した初の衛星であり、生態系、固体地球、雪氷圏科学の研究に役立ちます。打ち上げ後90日間の試運転期間を経て、科学観測を開始する予定です。
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